│作品紹介│作品紹介「鉄の紋章」│用語解説│ |
数ある銀河のひとつ“クレセント大銀河”の“イラスタント太陽系”第五惑星“アースト”。その辺境の国、3000年の歴史を誇る“ボーダー王国”に世継となる赤ん坊、ジョルディ・ボーダーが誕生した。しかし、王子誕生に沸く城は征服王マーダルの手によって崩壊、王は命を落とし、王妃フェリアは捕えられてしまう。しかし、ジョルディは重臣アズベスの手によって辛うじて落ち延びる。
惨劇から12年の月日が流れ、アズベスの孫として育てられたジョルディは、伝説の“鉄巨人ガリアン”を求めて遍歴の旅を続け、マーダルに反抗する勢力が結集する“白い谷”に流れ着く。谷の長、ダルタスの娘チュルルの案内によって捜し求めるガリアンを見つけ出したジョルディは、ガリアンに乗り迫り来るマーダル軍と戦ってこれを撃破する。 “白い谷”の戦士として戦う日々の中、ジョルディはマーダルによるアースト制覇の本当の目的を“高度文明連合”より派遣されたヒルムカの導きで知る。2万年の昔、度重なる争乱から逃れ、クレセント大銀河で出会った異星人と共に人工天体群を生み出した古代アースト人。その人工天体群を管理統制するために結成された“高度文明連合”の思想によって、クレセント大銀河の人々は人としての感情を奪われていた。その感情無き者達に恐怖を与え、感情を取り戻させた上で銀河を支配する、それがクレセント大銀河に属するランプレート星の科学者であったマーダルの野望だった。 宿敵ハイ・シャルタットとの度重なる激しい戦闘、そして育ての親であるアズベスを失いながらも戦い続けるジョルディは、ついにマーダルの根城である“鉄の都”に迫る。だが、マーダルは“跳空間転移基”を手に入れ、自らの故郷、惑星ランプレートへと旅立つ。転移其の力に巻き込まれランプレートに移ったジョルディ達は、そこでマーダルに最後の決戦を挑む。 繰広げられるし烈な両軍の戦いによってランプレートの人々に、今、失われたはずの感情が戻りつつあった。が、人々の感情の再燃により、銀河の秩序が乱れることを恐れた“高度文明連合”の手によって発動される重力破動兵器“イレイザー”。ランプレートの崩壊は免れぬと悟ったマーダルは、己の夢をジョルディに託すと言い残し、故郷の人々と運命を共にする。“跳空間転移基”を起動させ、崩壊するランプレートより脱出するジョルディ達。そして、惑星アーストへと帰還したジョルディはボーダー王国再興を果たすのだった。 |
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メインキャスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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群雄割拠する乱世の惑星アーストは、傑出した一人の偉丈夫マーダルの手によって、統一されようとしていた。最後まで反抗する鳥一族の谷へ、マーダル軍の機甲兵団が襲いかかる。その指揮を執るマーダルの第一王子ハイ・シャルタットは、圧倒的な力で鳥一族を全滅させた。だが、ハイは繰り返される幻影に苦しめられていた。それは自分が義父マーダルを刺し殺してしまう、恐るべき凶行だ。帰城して後も、ハイの脳裏からはその幻がぬぐえない。第二王子であるジョルディは、義兄のそんな様子に気づいていた。祝宴から抜け出し、邪神兵の館を訪れるハイ。そこで彼は、己を惑わす邪悪な波動の存在の正体を知る。それは、マーダルに封印されていた巨大な機甲兵──邪神兵だった!
邪悪な波動に取り込まれたハイの刃は駆けつけたマーダルを貫き、異変に気づいたジョルディが見たものは、息絶えた父王マーダルと狂気に満ちた兄の姿だった。 邪神兵に乗り込んだハイに襲われたジョルディが、甦った伝説の鉄巨神を呼び寄せる! 大宇宙で繰り返される無数の興亡。しかし、星くずのような命達が輝く一瞬、新たな伝説は生れる。 テレビシリーズ・ガリアンのスタッフが贈る機甲界異説! |